“現役のフリーランス行政書士が教える”ビジネスとしての行政書士の魅力3選

このブログ記事は、こんな方にオススメです。

①行政書士として独立を目指している方

②行政書士として独立して1年未満の方

あなたのビジネスが拡大するヒントになればと思います。

 

ネットでは、『行政書士は稼げない』とか『行政書士では喰えない』とか書きたい放題されていますが、現役のフリーランス行政書士からすると全くそんなことはないので、今回は、ビジネスとしての行政書士の魅力について発信します。

行政書士の魅力① 行政書士業務が1万種類以上もあること。

行政書士の独占業務は、多岐にわたっていて、1万種類以上あるとも言われています。

遺言書や遺産分割協議書の作成(相続関連業務)、法人設立手続きや建設業許可申請(企業支援関連業務)、在留資格認定申請や帰化許可申請(外国人関連業務)など、市場規模が大きい独占業務・市場規模が拡大傾向の独占業務も多数あります。

また、法改正や社会情勢の変化などで、毎年のように新しい業務が誕生しているため、常にブルーオーシャンな業務に恵まれています。

その他にも、行政書士の独占業務ではないものの、行政書士と親和性が高い業務も多数あります。

最近では、ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金の申請書作成(補助金・給付金関連業務)や、HACCP、婚前契約書・パートナーシップ契約書の作成などが注目されています。

行政書士業務は範囲が広く、また、業務によっては市場規模が大きかったり、ブルーオーシャンだったりするため、ビジネスとして魅力的です。

行政書士の魅力② 40歳以下の行政書士が非常に少ないこと。

日本行政書士連合会が発行する『月刊 日本行政(2018年10月号)』によると、行政書士の年齢構成は、以下のようになっています。

30歳以下 ⇒ 約0.8%

31~40歳 ⇒ 約8.0%

41~50歳 ⇒ 約17.3%

51~60歳 ⇒ 約17.9%

61~70歳 ⇒ 約35.6%

71歳以上 ⇒ 約19.9%

※これらの数値は、正確には、『日本行政書士連合会によるアンケートに回答した行政書士の年齢構成』になるはずなので、必ずしも、実際の行政書士の年齢構成と一致するとは限りません。

つまり、61歳以上の行政書士は、全体の約55.5%を占めている一方で、40歳以下の行政書士は、全体の約8.8%しかいないことになります。

新しい業務(HACCPなど)や、若年層をターゲットにした業務(婚前契約書・パートナーシップ契約書の作成など)については、61歳以上の行政書士では対応できない傾向にあります。

業務によっては、ブルーオーシャン状態が長続きしやすく、安定した売上の構築がしやすい傾向にあるため、ビジネスとして魅力的です。

私の場合は、20~40歳代の個人事業主・中小企業経営者をターゲットにした補助金申請サポート等の企業支援業務に特化しているため、ほとんどライバル不在のビジネス展開が出来ています。

行政書士の魅力③ 行政書士業務には、基本的に“顧問契約”がないこと。

行政書士業務は、税理士業務や社労士業務と違って、基本的に“顧問契約”はありません。

顧問契約がない(=毎月決まった売上がない)ため、売上を長期的に安定させることは難しい傾向にあります。

一方で、顧問契約がない(=毎月決まった業務がない)ため、労働時間・休暇の調整がしやすい傾向もあります。

私の場合、繁忙期は、そこそこ忙しくしていますが、閑寂期になると、マンガを借りてきて読んだり、アニメの見たりして過ごしています。

コロナ前であれば、ゴールデンウィーク等の大型連休時期を避けて、家族で2週間のハワイ旅行なんかもしてました。

サイトFIREを目指している身としては、“顧問契約”がないことは、大きな魅力です。

デメリットとしては、ヒマな平日日中に遊んでくれる友人が極めて少ないことですw