フリーランスや個人事業主は比較的時間を柔軟に使える方が多いのではないでしょうか。
たとえば行政書士などの士業の場合、行政書士の業務と業務の間にすき間時間が発生することがあります。また、その日にやろうとしていた仕事が早めに片付いてしまうこともあるため「今日は仕事にちょっと余裕があるな」という日も出てくるはずです（反対に忙しい日はかなり遅くまで仕事ですが・・・）。
仕事のすき間時間や、ちょっと早めに仕事を終わらせたときは、投資や副業の時間として有効活用することをおすすめします。私も仕事の合間に投資や副業などを積極的にしています。会社員だったら怒られますが、個人事業主やフリーランスの場合はこういったすき間時間の活用は重要ではないでしょうか。
今回の記事ではおすすめの副業/副業サイトについてご紹介します。収入を増やしたいフリーランスや個人事業主は副業・収入増の手引きとして活用してください。
目次
フリーランス/個人事業主が副業をするメリット
フリーランスや個人事業主は会社員のように就業時間に縛られていないケースも多く、すき間時間なども活用しやすい業態です。
しかし、「仕事を早く終わらせた」「すき間時間ができた」という場合はあえて副業をする必要はなく、昼寝をしてしまってもよいわけです。なぜあえて副業なのでしょうか。
それは、フリーランスや個人事業主が副業をすることには5つのメリットがあるからなのです。
メリット①フリーランス/個人事業主が収入を増やせるから
副業をすることで単純に収入を増やすことも可能です。
個人事業主の中には副業という言葉を聞くと「資格一本でやってきたからなあ」「今さら新しい資格やスキルとなると大変で」と言う方もいます。副業をするからといって無理に新しいスキルを身に着ける必要はありません。自分の今できることで副業をすればいいのです。
たとえば行政書士の場合は行政書士の職域に関する記事の執筆や記事の監修・チェックといった副業があります。いわゆるライターなどです。このような副業であれば、今の自分のスキルや資格をそのまま活かすことが可能です。
個人事業主やフリーランスの本業のスキルを使ってすき間時間や就業後にもうひと稼ぎし、収入を増やせるというメリットがあります。
メリット②フリーランス/個人事業主がFIREの達成に近づけるから
FIREとは投資や仕事で資金を準備し、早めに仕事をリタイアして後は投資のリターンで生活をする方法です。FIREについては別の記事に詳しくまとめていますので、そちらを参考にしてください。
FIREってなに？意味・考え方・方法を解説
FIREを達成するためには投資が重要です。投資に回す資金は多ければ多いほどFIRE達成が早くなり、FIRE達成後の生活に余裕ができます。副業により収入を得ることでよりFIRE達成に近づけるというメリットがあります。
メリット③フリーランス/個人事業主のスキルアップに繋がるから
個人事業主の仕事の隣接分野や投資について副業で勉強するという方法があります。
たとえば法律の仕事をしている場合は不動産や金融は隣接分野ですから、こういった隣接分野の案件を積極的に受けてスキルアップを目指す方法もひとつです。スキルアップしながら副業収入も得られてお得ではないでしょうか。副業で得た知識を本業に活かすこともできますので、二重にお得とも言えるかもしれません。
投資についての執筆などを積極的に受けてFIRE達成のための投資知識を磨くことも可能です。
メリット④フリーランス/個人事業主の人脈に繋がるから
副業のクライアントと本業の方で繋がることも考えられます。たとえば副業の方で打ち合わせをしていて話が本業の方に及び、本業の方でも仕事を受注するようなケースがあるのです。
副業のクライアントとやり取りするうちに人脈が広がり、本業にプラスになることもあります。
メリット⑤副業により自宅の家賃などを経費にできるから
副業のやり方によっては家賃などを経費にすることが可能です。これについては別記事で説明しています。
個人事業主は副業してお得に！なぜ副業すべきなのか現役士業が徹底解説
フリーランス/個人事業主の副業は節税にも役立ちます。
フリーランス/個人事業主におすすめの副業は？
個人事業主/フリーランスにおすすめの副業は3つあります。
・勉強の添削や個別指導
・コンサルティング
・記事の執筆や監修
副業①勉強の添削や個別指導
資格を持っている方や学業に自身がある方は資格の講師や添削、個別指導や、学生の勉強の指導といった副業があります。
Skypeなど遠距離で通話できるツールを使ってやり取りする方法から副業サイトでやり取りする方法まで、案件によりさまざまです。
副業の報酬についても時給から固定給まで、案件により違っています。
副業②コンサルティング
持っている資格を活かしてコンサルティング業務をするという方法もあります。
クラウドソーシングサイトなどに登録しプロフィールに資格を書いておくと「困っている」「有資格者に相談したい」というメッセージが届くことがありません。案件として出ている数はライティングなどにおよびませんが、需要は意外とあるかもしれません。
コンサルティングは専門知識を要する案件が多いため、良案件と巡りあえれば、僅かなすき間時間でも大きな報酬に結びつきやすいと言えます。
副業③記事の執筆や監修
ライティング系の案件はクラウドソーシングサイトで非常に豊富に紹介されています。資格を持っている方を求めている案件（専門的な内容を執筆して欲しい案件）もあり、そうした案件は報酬が高めに設定されています。
資格を持っている方は有利な報酬で副業できる可能性が高いところや、自分の経験・専門知識を活かして執筆できることがライティング案件の魅力です。
また、あえて自分の本業とは関係ない案件を受けてスキルや知識を磨くという副業の仕方に向いているところもライティングの魅力であると言えるでしょう。
ライティングは書くことの他に、監修や構成作成などの案件もあります。たとえば構成作成の場合、ライターさんに書いてもらう記事の企画書（骨組み）を作る案件になります。執筆案件より時間がかからないことが多いため、すき間時間にやりやすい副業です。
フリーランス/個人事業主が副業をするときの便利サイト
フリーランス/個人事業主が副業をするときに便利なサイトとしては、いわゆるクラウドソーシングサイトがあります。有名なところでは「ランサーズ」や「クラウドワークス」でしょうか。
ランサーズとクラウドワークスは案件数も多く、副業のタイプも豊富です。
たとえば記事執筆関係の仕事の場合、記事を執筆するというスタンダードなタイプの案件から「資格を持った人に記事をチェックして欲しい」という案件などもあります。
金融系や法律系、投資系などの記事は案件が出ていることが多いので、資格を持っている方は有利な条件で副業できることもあります。
ランサーズとクラウドワークスはシステム面（メッセージ画面など）が異なっているため、相性の良い方をまずは使ってみるといいでしょう。
コンサルティングをしたい場合や資格や知識を活かしたいという方の場合は「ココナラ」というサイトと相性が良いかもしれません。
ココナラは自分のスキルや知識、得意分野を売買できるサイトです。
たとえば、金融の資格を持っている場合、その資格を活かして相談に乗ることも可能です。個人事業主が趣味として絵や音楽などを得意としていれば、そういったスキルで副業収入を得られる可能性もあります。相談・コンサルタントなどの案件もありますので、気になる方はチェックしてみてください。
副業をしたい場合は自分でサイトを作って収入に繋げる方法もあります。
サイトにメールフォームなどを設置しておき「仕事募集」などとプロフィールに書いておきます。メールアドレスの記載でもいいでしょう。記事に興味を持った企業や個人から依頼を受けるなどの方法で副業する方法です。
まとめ
フリーランス/個人事業主の副業についてご紹介しました。
フリーランスや個人事業主という業態は仕事のスケジュールをある程度自分でコントロールできるため、副業や投資に向いています。
せっかく副業や投資に向くのですから、すき間時間などに収入アップを目指して取り組んでみてはいかがでしょう。
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