テレワークなど自宅で座りっぱなしで仕事をしていると「腰が辛い」「肩こりが酷い」「腕がだるい」などに悩ませられることが少なくありません。酷いときは仕事の進捗にも影響するため、頭痛や肩こり、腰痛などのデスクワーク特有のお悩みを緩和するため、工夫している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
かく言う私も行政書士という仕事をしていて、デスクワークに辛さを覚えることがあります。デスクワークと腕や肩、腰、首の辛さは切っても切れない関係だと考え、自分なりに工夫しているつもりです。
今回の記事では、デスクワークをしていて役に立つアイテムをご紹介します。
目次
デスクワークはなぜ腰や肩が辛くなるのか?
そもそもデスクワークで肩や腰が辛くなるのはなぜなのでしょうか。体を動かす仕事もそれはそれで辛いものですが、デスクワークもまた違った辛さがあります。デスクワークのときに肩や腰、腕、首などの辛さで悩む方が多いのはなぜなのでしょうか。
デスクワークで肩や腰、首、腕などが辛くなる理由は5つあると言われています。
・パソコンの操作が主になるので腕周りに負担をかける
・液晶を見ているため目を酷使する
・目だけでなく脳も酷使するから
・同じ姿勢で仕事をしていなければならないため腰や首に負担がかかる
・仕事をしているときの姿勢や動きの影響
デスクワークやテレワークはどうしてもパソコン中心になってしまいます。パソコンは目や脳を酷使する仕事で、眼精疲労や脳疲労の影響が周辺の部位を中心に出てしまうと言われているのです。たくさん動く仕事をする人の疲労が足や腰に出てしまうことと同じだと考えていいでしょう。
また、パソコン操作は腕と周辺の部位を常時使いますので、腕や肩、首などに負担をかけます。デスクワークでの仕事環境は人それぞれですが、中には自分の体に合っていない環境や無理な環境で仕事をしているケースもあるはずです。
たとえば、パソコン机と周辺に物が多く、不自由な状況でマウスの操作をしているようなケースです。このようなケースでは無理な動作をしていることも多いため、さらに体に負担をかけている可能性があります。仕事場のスペースによっては体への負担が増しているわけです。
デスクワークとテレワークで座っていると、腰や背中など座り姿勢のときに体を支える部位にも負担がかかります。動きや姿勢によって首や肩、腰、背中に負担がかかってしまうことにより、こりや痛みといった辛さに繋がると言われています。
デスクワークやテレワークはどうしても脳や目を酷使し、座って仕事をするため体への負担は免れません。首や肩、腰などの辛さを軽減するためには、こうしたテレワークやデスクワークの特徴を踏まえて「体への負担をなくす」ではなく、「体への負担を軽減する」へ思考を切り替える必要があるのではないでしょうか。
デスクワークを快適にするための5種の神器とは?
デスクワークを快適にする、そして体への負担を軽減するためには仕事周りのアイテムを見直すべきです。とは言え、デスクワークを快適にするためにパソコンそのものをいきなり買い替えるのは難しいはずです。
なので、仕事に関するガジェットやイスなど、見直せる部分を見直して、必要であれば適宜交換することをおすすめします。
デスクワークを快適にするために見直したいアイテムは次の通りです。
・マウスなどのガジェット
・パソコン用のイス
・収納アイテム
・仕事環境を良くするアイテム
・その他のお役立ち雑貨
デスクワーク/テレワークを快適にするアイテム
デスクワークやテレワークのときは使う仕事用のアイテムや仕事周りのアイテム、環境次第で体の負担を軽減できます。肩や首、腰の辛さに悩んでいるなら、自分の仕事環境を良くするアイテムや自分の体に合ったアイテムを選んではいかがでしょう。個人的な体感ですが、アイテムを変えると手や首、腰、肩の状況がかなり改善されました。
マウスなどのガジェット
まず見直したいのはウスなどのガジェットです。
仕事の時間が長くなると、マウスの操作が辛くなってくることがあります。また、マウスを操作している方の手が張っていることや、だるくなっていることがあるはずです。マウスの大きさやタイプを変えるだけで仕事や体がかなり楽になるため、「仕事が終わると腕がだるい」「マウス操作で腕が痛い」という方は、マウスの見直しと選び直しをすることをおすすめします。
たとえば、大き目のマウスを使っている場合は小さめのマウスに変えることも方法のひとつです。マウスを小さくすることで腕や肩、首への負担が軽減される可能性があります。仕事周りのスペースが狭い場合、大きなマウスだとパソコンなどにぶつかってしまいストレスが溜まります。小さなマウスに変えることでスムーズに動かしやすくなるため、ガジェットの見直しはストレス軽減にも役立つはずです。
左利きの方で右利き用のマウスを使っている方は、右と左どちらで使ってもよいマウスに変えてみてもいいでしょう。
パソコン用のイス
パソコンで仕事をするときに常に立っている方はあまりいないはずです。デスクワークやテレワークの際は基本的に机にパソコン、イスに座って仕事という方が多いのではないでしょうか。イスによって体を痛めることや、肩や背中のこり、腰痛を悪化させることもあるため、仕事中のイスは重要です。
イスは座っていて楽なものであることも大切ですが、仕事の際に無理に背を伸ばしたりする必要などもない「楽で自然な体制で仕事ができるもの」を選ぶことをおすすめします。
ホームセンターなどでも安く売っていますが、腰や背中へ負担をかけないこと、体が辛くないものを選ぶなら、ある程度の予算でしっかりしたイスを買った方がいいでしょう。
収納アイテム
パソコン周りに物が多いとマウスを動かすときも一苦労です。マウスが動かしにくい結果、腕に負担がかかってしまって腕、肩、首の疲労や辛さに繋がることも考えられます。そうでなくても、物によってマウスが動かしにくい状況などはストレスが溜まるのではないでしょうか。体への負担やストレスのことを考えて、仕事のデスク周りのスペース確保を考えて、収納アイテムを活用してはいかがでしょう。
書類などを収納するアイテムを活用してもいいでしょう。パソコン周りであればちょっとした文具やUSBなどを収納できるスペースがあると便利です。
液晶の上に収納スペースを作ればマウスやパソコンの操作時に邪魔になりません。こういった収納スペースも活用し、ストレスと体の負担の両方の軽減を目指してはいかがでしょう。
仕事環境を良くするアイテム
仕事環境を良くするアイテムとしては、体を労わるアイテムや仕事時間に一服できるアイテムなどがおすすめです。
体を労わるアイテムで使って良かったのはアイマスクです。休憩をとるときにアイマスクを着けて休むと、目の周りや首周りなどが心なしか柔らかくなっているような気がします。ドラッグストアなどで購入できるアイマスを買ってデスクに置いておくと便利です。
仕事時間に一服できるアイテムとしてはマグカップをおすすめします。マグカップは冷たい飲み物と温かい飲み物、どちらにも対応しているタイプが便利です。
大き目・・・を選びたいところですが、あえて小さめを選んでも、飲み物を淹れるために立ったついでにちょっとしたストレッチができて気分転換になります。あえて小さめを選ぶのも、仕事の一服という意味でおすすめです。
その他のお役立ち雑貨
仕事の際にあったら便利なのが耳栓でした。イヤフォンで音楽を聴いて外部の音をシャットアウトすることも可能なのですが、その場合は「音楽に聴き入って仕事が遅れてしまう」というケースもあります。外部の音がないだけで仕事への集中がかなり変わってきますので、「音が無い方がいい」という方には耳栓をおすすめします。
仕事に集中できれば、その分だけ仕事の進捗も早くなるはずです。仕事を長引かせないことが体の負担軽減に繋がることでしょう。
まとめ
デスクワーク・テレワークで活躍するアイテムをご紹介しました。
仕事を続けるためにも体は重要です。デスクワークやテレワークでは目や脳、首、肩、背中、腰、腕などに負担をかけがちなので、自分に合ったアイテムで負担を軽減しながら仕事と付き合っていきたいですね。
イスなど5種のアイテム系統を紹介し、以下のURLを参考に中でもおすすめのグッズを紹介。