楽天証券やSBI証券の投資信託は気軽に空き時間にできる!
行政書士の良いところ・大変なところの記事でお話ししましたが、行政書士は自分で休みや空き時間を捻出できる仕事です。だからこそ、自分にあわせて空き時間や休みを作って投資なども充実させられるというメリットがあります。
行政書士の大変なところ・良いところ行政書士として仕事をする場合は基本的に個人事業主です。会社員のような厚生年金はないため、自分で各種のサービスや投資を利用し、自分で将来の備えをするしかありません。そういった点では、行政書士はすき間時間を作りやすく投資しやすいため、メリットがあると言えるでしょう。
私も仕事の合間や休みの日に投資をしています。また、行政書士などの個人事業主間で「どんな投資をしている?」「将来の備えをしている?」と話すこともあります。
今回は私が実際に試した投資方法の中から、投資初心者の行政書士・個人事業主でもはじめやすい ポイント投資 についてご紹介したいと思います。
目次
ポイント投資とはカードのポイントを使ってする投資である
ポイント投資とは、クレジットカードやポイントカードに貯めたポイントを利用して行う投資のことです。
とはいえ、ポイント自体を運用するわけではありません。ポイント投資では、貯めたポイントを使って投資信託などの金融商品を購入し、買った金融商品を運用します。なので、正確にはポイントで投資する方法というより、ポイントで金融商品を買って投資する方法という感じです。
ポイントを使った方法としてよく使われるのは次の方法になります。
・楽天カードや楽天証券、楽天系サービスを使う方法
・TポイントなどとSBI証券を使う方法
どちらのポイント投資も、ポイントで金融商品を買い投資するという点では同じです。
ポイント投資の3つのメリット
ポイント投資は行政書士など個人事業主と相性の良い投資方法です。また、投資初心者にとってもメリットのある投資方法になります。ポイント投資のメリットを具体的に説明します。
メリット①個人事業主がすき間時間にしやすい投資である
個人事業主は厚生年金がないため、サラリーマンと比較して将来の備えに不安を持っている人が少なくありません。そのため、個人事業主は付加年金や投資など、いろいろな方法を使って将来に備えようとしている人が多い印象を受けます。かく言う、私もそのひとりです。
ポイント投資は楽天証券やSBI証券などのネット証券でできる投資方法になります。楽天系などはネットで完結するサービスがほとんどなので、個人事業主がネットですき間時間に投資したいときに有用です。手順も簡単ですから、すき間時間に簡単にできてしまいます。
メリット②ポイントにより投資にかかる費用負担を軽減できる
ポイント投資は投資に使う金融商品をポイントで購入します。そのため、投資にかかる費用負担を軽減できるメリットがあるのです。
たとえば、月数千円ずつ投資をしていたとします。すべて現金であれば、月あたりの金融商品を購入する資金は数千円かかるわけです。しかし、それをクレジットカードやポイントカードのポイントで払えたらどうでしょう。現金の負担がなくなるため、その分を多めに投資したり、預金したりできますよね。
投資金額の一部をポイントで払えば、やはりその分だけ投資費用が浮きます。現金に加えてポイントを投資することもできるため、より多く投資することも可能です。
メリット③投資初心者でも気軽にできるのがポイント投資である
ポイント投資は投資初心者でも手軽にできるというメリットがあります。
「投資にお金を出すのが怖い」というのは、投資初心者あるあるではないでしょうか。いきなり多額のお金を投資に回すことに恐怖心があることは、決して珍しいことではありません。少額のお金でも「失敗するかもしれない」と考えると、やはり不安を覚えるのではないでしょうか。
ポイント投資の場合は、決済やサービス利用によって付与されたクレジットカードやポイントカードのポイントを使います。つまり、初心者が投資でミスしてもポイントがなくなるだけで、自分のお金がなくなるわけではありません。ポイントなら現金より心理的に使いやすくもあるのではないでしょうか。
ポイント投資はポイントを使う投資方法なので、初心者が投資の練習をするときにも使える方法です。個人事業主がこれから老後の備えのために投資をはじめたいというときも、ポイント投資からはじめると投資というものに入りやすいのではないでしょうか。
次の見出しからは、具体的にふたつのポイント投資の方法や流れについて説明していきます。
楽天カードや楽天証券、楽天系サービスを使ったポイント投資
楽天のポイント投資とは、楽天カードの決済やサービス利用で貯めたポイントを使った投資方法です。楽天はクレジットカードをはじめ、楽天系のサービスが連携しているところが特徴になります。
楽天カードは楽天での買い物やふるさと納税の支払いなど、楽天関係のサービスでどんどんポイントが付与されます。
楽天系列にはネット証券の大手である楽天証券がありますので、貯まったポイントを楽天証券での金融商品買い付け・積立に使うわけです。
楽天のポイントが使える金融商品は、投資信託や株式、バイナリーオプションなどです。株式に関しては国内株式だけでなく、海外株式の買い付けでもポイントが使えます。
楽天ポイント投資をするときの流れ
楽天ポイント投資の流れはシンプルです。
たとえば、投資信託の買い付けをするとします。投資信託の買い付けでは、楽天ポイント1ポイントから利用可能です。決済のときの入力画面で使いたいポイントを指定すればOKです。投資信託は100円から買い付けできますので、少額買ってその分をポイントで支払うこともできます。
投資信託は積立方式で買うことも可能です。積立で買うときは、ポイントをすべて使うか、あるいは上限を指定するか(毎日、1カ月あたりの上限)などを選択して設定します。ポイントが足りていれば、注文分をすべてポイントで買うことが可能です。ポイントが足りなければ、一部はポイントで、一部は現金というかたちも可能になっています。
Tポイント/dポイント/ポインタポイントとSBI証券を使ったポイント投資
SBI証券でもポイント投資は可能です。
SBI証券は楽天証券のように楽天ポイントを使うのではなく、ポインタカードのポイントやTポイント、dポイントを使います。dポイントについては、2022年2月21日から使えるようになりました。Tポイントカードやポンタカード、ドコモ系のサービスを利用している人は、SBI証券でのポイント投資を検討してもいいでしょう。
SBI証券でポイント投資する流れ
SBI証券でポイント投資をする際の流れも、基本的には楽天証券でポイント投資するときと同じです。SBI証券と各種のポイントカードを連携させて、ポイントを投資信託などの金融商品購入時の決済に使います。
たとえばSBI証券でポイント投資により投資信託を購入する場合、買いたい投資信託を指定して、決済時に使いたい分のポイントを指定するという流れになります。
まとめ
個人事業主が空き時間で投資しやすいポイント投資をご紹介しました。
個人事業主がクレジットカードやポイントカードを使った際に貯まるポイントは投資に使えます。ポイントを投資に使えば、投資資金以上の投資が可能になる他、あまり投資に現金を出せないときもポイントでまかなえるというメリットがあります。ポイントの場合は自分の懐は痛みませんから、投資をこれからはじめる個人事業主にもおすすめです。
ポイント投資ができる証券会社には楽天証券やSBI証券などがあります。ポイントカードやクレジットカードが手元にあるなら、ポイント投資はぜひやりたい投資方法です。
ポイントで投資できるからお得。クレカやTカードのポイントも使えちゃう