国家資格や公的な資格の取りやすいおすすめは?稼げる資格や独立開業しやすい資格を紹介

国家資格や公的な資格を取りたいと考えていても「どの資格に挑戦すべき?」と悩んでしまうことは少なくありません。国家資格・公的な資格の中で取りやすい資格はあるのでしょうか。また、稼げる国家資格・公的な資格はどれなのでしょう。

国家資格・公的な資格の中でも取りやすい資格や稼げる資格を紹介します。

国家資格とは?

国家資格とは、国がルールを決めて資格の認定や試験を行っているタイプの資格です。

国家資格については別記事でメリットやデメリットについて解説しています。民間資格との違いなども説明していますので、違いやメリットなどを知りたい方はぜひチェックしてみてください。

https://side-fire-freelance.com/971/

代表的な国家資格

代表的な国家資格には、医師や士業、ファイナンシャルプランナーなどがあります。この他にも、身近な意外な資格が国家資格に該当するケースがあります。

たとえば、競艇の選手も国家資格ですし、競馬の騎手も国家資格です。保育士なども国家資格です。

http://www.ageosc.or.jp/koltukasikakuitirann.pdf

公的な資格とは?

国家資格ではないものの、都道府県など自治体・公共団体などが認定・試験を行っている資格のことです。日本全国で広く使える資格や仕事・収入アップに役立てられる資格が多いという特徴があります。

登録販売者資格などは、公的な資格の代表格です。

取りやすいおすすめの国家資格・公的な資格

国家資格の中には難関資格も多いので、国家資格自体に「取得が難しい」という印象があるかもしれません。

しかし、国家資格にもいろいろありますので、中には取得率の高い国家資格・公的な資格や取得しやすい国家資格・公的な資格などもあります。「国家資格に挑戦してみたい」「広く活躍できる公的な資格が欲しい」と思っているなら、まずは取得率の高い国家資格・公的な資格や取得しやすい国家資格・公的な資格に挑戦してみてはいかがでしょう。

挑戦しやすい国家資格・公的な資格、あるいは取得しやすい国家資格・公的な資格は次の通りです。

運転免許証(普通自動車第一種免許)

自動車の運転免許証は多くの方が取得している国家資格です。日本の運転免許証の取得率は7割ほどと多く、100人いればそのうちの70人は取得している国家資格でもあります。

運転免許は自動車教習所に通って取得するのが一般的です。自動車教習所は日本各地にあり、資格の取得率も高いため、挑戦しやすい国家資格だと言えるでしょう。身近な資格であるという意味でも挑戦しやすいはずです。

難易度
合格率 74~78%ほど

https://www.pref.fukui.lg.jp/kenkei/untenmenkyo/index.html

ITパスポート

ITパスポートとは、情報処理技術者試験のひとつです。「ITパス」とも呼ばれ、エンジニアやシステム系の仕事の入門編のような知識を試される国家資格でもあります。

情報処理技術者試験には12の種類があります。その中でも最も難易度の低い国家資格がITパスポートですが、国家資格であることや、試験範囲をしっかり勉強していないと合格は難しいと言えるでしょう。

ただ、国家資格の中では合格率が高く、問われるIT系の知識は基本的に入門編・初級であることから、取得しやすい国家資格のひとつになっています。

難易度
合格率 50%前後

https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html

稼げるおすすめの国家資格・公的な資格

国家資格の中には取得により仕事の幅を広げられる資格や、特定の業種での就職に有利な資格などもあります。そうした国家資格を取得すると稼ぎやすいと言えるでしょう。

国家資格の中でも比較的取得しやすく稼ぎやすい資格を2つ紹介します。

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、「転職したい」という大人や「就職したい」という学生に仕事や能力開発などについてアドバイスするキャリアについての専門的な国家資格になります。

より高い年収のために転職したいときにアピールできる資格です。

難易度
合格率 60%前後

https://www.jcda-careerex.org/

登録販売者資格

販売者資格は薬局やドラッグストアなどで第二類や第三類の薬を販売できるようになる資格です。ドラッグストアなどで名札に「登録販売者」などと書かれているスタッフを見たことはありませんか。こういった方が有資格者であり、薬剤師不足を補う人員として活躍しています。

登録販売者資格を取ることにより、薬局や薬剤師などで広く働けるようになります。資格手当を出している会社や店もあるので、収入を上げたいときに便利な資格です。

難易度
合格率 41%~47%前後

https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/iei/tourokuhanbaisyasikenmondai_r5.html

独立開業しやすい国家資格・公的な資格

国家資格や公的な資格の中でも独立開業しやすい資格があります。

FP(ファイナンシャルプランナー)

資産運用に関する国家資格です。国家資格の中ではかなり知名度の高い資格ですが、よく民間資格と勘違いされている資格でもあります。

FPには3級~1級があり、上の級になるほど難易度が高くなるのが特徴です。FPは銀行や証券会社などで活躍できる他、資産運用のアドバイザーとして独立開業することも可能です。

難易度 低~高
合格率 3級で70%~90%

2級で40%~60%

1級で10%前後

https://www.jafp.or.jp/exam/

行政書士

行政書士は代表的な国家資格であり、いわゆる士業です。

行政書士の受験者や合格者、有資格者は比較的中年~高齢層が多いのが特徴です。若い世代の有資格者・合格者が少ないことから、これから副業や独立開業のために資格を取得する若い層・中年層には狙い目の資格になっています。

ただし、国家資格の中でも難易度は高めの試験になっていますので、しっかりと勉強しないと合格は難しい資格です。

難易度
合格率 10%前後

https://gyosei-shiken.or.jp/

最後に

国家資格・公的な資格の中でも稼ぎやすい資格や副業に使える資格、独立開業しやすい資格について解説しました。資格の取得を狙うなら、まずは今回紹介した資格の中から選んでみてはいかがでしょう。