株の取引で重要になる「株のセンス」は、株だけでなく投資自体に大きく関係してきます。服や化粧を素敵に活用している人が「センスいいね!」と言われるように、株だって賢く取引するためにはセンスが必要です。スマートに株の売買をしていたり、株主優待を活用していたりすると、特に初心者はカッコいいと憧れてしまいます。
しかし、センスと言われると「う~ん」と唸ってしまいますよね。センスの磨き方なんて、どのように勉強すればいいのでしょうか。そもそも、株のセンスを磨く方法なんてあるのでしょうか。
実は、簡単にできる株のセンス磨きの方法があるのです。
家で簡単にできる方法を伝授しちゃいます!
目次
もの凄く簡単!株のセンスを磨く方法
株を上手く取り引きするためにはどんな勉強をすればいいのか。株で勝つためにはどんなことに気をつければいいのか。株をはじめたばかりの人がつまづきやすい疑問です。とにかく色々な専門書を読めば、株を賢く取引するためのセンスが養われるのでしょうか。
株の取引センスは専門書を読み込まなくても磨くことができます。むしろ、初心者がいきなり「専門書を読んで勉強しなきゃ」となると、内容が難しくて株自体が嫌になってしまうことでしょう。
株嫌いを発症させないためにも、簡単なところからセンスを磨いていきましょう。本当に簡単な方法ですので、今日からさっそく挑戦してみてください。
化粧にゲームに車!自分の好きな分野について調べてみる
「株」といわれると、投資や経済の専門的な勉強をしなければならないと勘違いしがちです。もちろん、投資の中にはより専門的な知識を要する取引もあります。
しかし、株の取引をしながら少しずつ色々な専門用語に慣れることもできますし、投資の経験を重ねれば相場観もつかめてくるはずです。あえて難しい専門書で猛勉強する必要はありません。専門知識が本当に必要だと感じた時の方が自然と頭も知識を吸収してくれることでしょう。
「じゃあ、初心者はまず何からスタートすればいいのよ?」という話ですよね。
簡単です。
まずは、自分の好きな分野について、インターネットなどで情報収集してみてください。
「そんなことでいいの?」
「それで本当に株の売買に役立つの?」
と思うことでしょう。
はい、大丈夫です。
情報収集に慣れること。そして、自分の興味のある分野の知識を広げることは、株の取引をする上でとっても役に立つのです。
好きなことを調べるとなぜ株のセンスが磨かれるのか
たとえば化粧品に凄く興味があるとします。化粧品のことを調べてみると、各社商品の口コミなどが目に入ります。口コミは宝の山です。口コミが良好だと、リピーターを見込むことができます。化粧品自体も売れているでしょうし、紹介で購入する人もいるはずです。
商品がたくさん売れると、その分だけ商品を出している会社は儲かります。会社が儲かれば株価の上昇や配当金にも期待できるというものです。このように、「自分の好きな分野の情報を楽しく検索して、金鉱脈を探すが如く良さそうな会社(株)を探す」のです。
どうして調べるのは「自分の好きなもの」なのか
自分の興味のある分野や好きな分野を検索してくださいと言う理由は、「好きな分野の方が検索していて苦痛がない」からであり、「初歩的な知識がある」からです。
化粧品が好きで車には興味がないという人の場合、車のことをひたすら検索させられることはかなり苦痛です。それに、「ここが凄い」と車が褒められていても、用語が理解できないこともあります。情報検索は基礎知識がある程度あった方が金の鉱脈を見つけやすいのです。
反対に車が好きで化粧品には興味がなく、さらに普段ほとんど化粧品に馴染みがないという人が無理して化粧品を調べた場合「コエンザイム?」「プラセンタ??」「美白???」「香りはA社の乳液に近い・・・A社の乳液ってどんな匂いだよ」となってしまうわけです。これでは、情報という名の金の鉱脈が目の前にあっても、するっと見逃してしまいます。
自分の好きな分野の方が覚えやすく情報収取が楽しく、しかも情報に対する嗅覚が冴え渡ります。苦手な分野より「美味しい情報」を見つけやすいのです。
好きなことを調べて株に活かすことでセンスが磨かれる
好きな物や分野を検索し、売れ筋や口コミから人気のある会社をチェックする。
初心者にもできる簡単な株のセンスの磨き方です。
スマートフォンでも簡単にできますので、家でカップラーメンを作っている間にささっと検索してもOKです。
株の売買では株価や会社の経営情報をネットでチェックすることも多くなります。
膨大な情報が行き交うインターネットでスマートに必要な情報を集めるための修行にもなりますよ!
株をスタートする時は、いきなり株や経済の難しい専門書に手を出す必要はありません。
自分の好きな分野に対する嗅覚や情報収集力を株の投資で上手く活用する。
凄く単純なことですが、大切なことです。