社会人が独学で英語の勉強をする場合、英語の資格試験のテキストを購入する方が多いのではないでしょうか。
ただ、英語の資格試験のテキストにもレベルがありますので、学校で英語の授業を受けて受験勉強し、以降は特に英語の勉強をしていないという方の場合、「こんなに難しかったっけ?」「基本的な部分をかなり忘れているな」と感じることも多いのではないでしょうか。
この記事では、私(行政書士)が社会人になってから英語の勉強をしたときに使ってみて これはおすすめできると感じた英語学習のテキスト をご紹介します。
これから英語の勉強をしようと思っている方や、社会人になってから基礎の基礎から英語学習をはじめたい方の参考になればと思います。
目次
社会人の英語学習ならこのテキストがおすすめ!
実際に使ってみて、「社会人の英語学習におすすめしたい」と感じたテキストを順番にご紹介します。
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
おそらく英語の資格試験を受ける方にとっては「まずこれを買え」的なテキストの一冊ではないでしょうか。
こちらのテキストの著者はもともとサラリーマンで、社会人の仕事事情をしっかり知っているわけです。その上で講師に転身し、効率よく英単語を覚えることを考えて内容を吟味して作られているので、社会人にとっても覚えやすく、分かりやすく、効率よく勉強できます。
評価が良いのでまずこのテキストを買ったわけですが、英語は単語を覚えれば覚えるほど「何となく文章が読める」「カタコトだが話せる」言語ではないかと思いますので、語彙を増やすのにかなり役立ちました。
英語の資格試験を受ける方だけでなく、英語学習の復習をしたい社会人の方にもおすすめのテキストです。
DUO 3.0
こちらも英語の資格試験を受験する方によく知られたテキストではないでしょうか。また、受験生でも使っている方が多い、定番中の定番テキストのひとつです。定番で長く使われているテキストには、長く使われるなりの理由があるということですね。こちらも社会人の方におすすめです。
こちらのテキストは日本の「いろは歌」をヒントに英語の単語や熟語がまとめてあり、何度も繰り返し読むこと、口ずさむことで自然と覚えられるようになっています。掲載されている560本の英文を覚えるだけで、単語集1冊分、熟語集1冊分を覚えるに等しい効果が得られますので、勉強の効率も非常に良くなっています。
それと、個人的な感想ですが、本のサイズと紙がとてもいいです。持ちやすく、捲りやすく、携帯しやすい。手に馴染む。使いやすいという点では、今回ご紹介したテキストの中ではトップクラスでした。
しゃべり「型」英文法
日本の英語の授業を頑張っても、海外の人と話すことはできないとよく言われますよね。
このテキストはネイティブの方が関わっており、話すための英文法を分かりやすい内容で覚えられるようになっています。英会話を学びたい方には特におすすめの一冊です。
私の場合は「英会話を学習したい」「海外の方と話したい」というより、仕事で使えるように英語の勉強をしたい(主に読み書きが優先)でしたので、こちらのテキストは文法を学ぶためのテキストとして使いました。
タイトルから英会話に重点が置かれていると思いきや、社会人の英文法用テキストとしてもかなり使える一冊です。
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
名前だけでどのような内容なのか分かってしまう親切設計のテキストです。
こちらのテキストは「中学生の英語から学び直したい」という社会人の方にぴったりです。かく言う私も、勉強するなら基礎からやりたかったので、中学校の英語の内容からスタートしました。そのときに見つけたのがこちらのテキストです。
こちらのテキストは中学の英語の参考書の内容を網羅しているとのことで、一冊やるだけでほぼ中学英語の学び直しができる優れものです。内容も分かりやすく、見やすくなっていてgood!
こちらのテキスト、口コミや評価を見ていると、意外と社会人の方が多く使っているようでした。
社会人の方が英語学習したいときに「まずどのテキストを買うべき?」と悩んだら、まずこちらに挑戦することをおすすめします。
高校英文法をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
中学の内容を復習したら、次はやはり高校です。
こちらは高校の授業内容の中でも英文法がコンパクトかつ見やすくまとまっていますので、高校の英語を学び直したいという方にぴったりの一冊です。順番的には、このテキストの前にご紹介した中学用のテキストに取り組んで、それからこちらの高校用のテキストという流れがおすすめです。
こちらのテキストは、内容自体はよくまとまっているのですが、掲載されている問題がやや難易度高めです。
テキスト内で学習したことを総動員しても「引っ掛け問題では?」「こんな内容、やったっけ?」と思えるような問題がたまに登場します(私だけか?と思って口コミや評価を見てみたら、意外といろいろな人がツッコミを入れていました)。解けない問題はそこで覚えるか、あまり気にしないことが勉強時のコツです。
社会人が英語のテキストを選ぶときのコツ
私が自分で英語の勉強をするときは、やはりテキスト選びに悩みました。
その際に、以下のようなコツに注意すると自分に合ったテキストを選びやすいと感じました。
コツ①基礎の基礎について説明しているテキストから買う
大人が英語学習する場合、「常日頃から英語を話す機会がある」「英語で仕事をしている」といったケースを除いて、まずは基礎の基礎、本当に簡単なテキストから購入することをおすすめします。
私も自分で問題集やテキストを解いていて驚いたのですが、中学や高校で勉強した文型・単語をかなり忘れていました。基礎のテキストには意外と忘れている英語の授業初期で出てきた文型や単語がしっかり掲載されています。
「中学や高校の勉強の内容を特に忘れていない」という方でも、初期の初期からおさらいすることで、より基礎を固められるはずです。
社会人が英語学習するときは、基礎の基礎、「このくらい分かる」というくらいの内容のテキストから購入し、そこから順番に勉強することをおすすめします。私はこの方法で基礎を固めつつかなりスムーズに勉強できました。
コツ②「できそう」と感じるテキストや問題集から意識的にワンランク落とす
社会人が英語学習するときは、ついある程度のレベルのテキストを選んでしまいがちです。
中学や高校(人によっては大学でも)英語を勉強しているわけですから、「自分ならこのくらいできる」と思ってしまうわけですね。
私個人の経験ですが、英語学習のテキストを買うときは「これくらい解けそう」と感じたものからワンランク下げることをおすすめします。
「このくらい解けそう」というテキストの場合、実際に挑戦してみると、意外と詰まってしまうものです。そのため、「できそう」のやや下のランクのテキストから購入し、順番に基礎と知識のおさらいをつみ重ねる方法をおすすめします。
コツ③英語学習のテキストは口コミや評価も参考にする
社会人が英語学習用のテキストを購入するときは、口コミや評価も参考にすることをおすすめします。
口コミや評価を参考と言うと「口コミや評価の良いテキストかどうかを見る」という方が多いかもしれません。私の場合は、口コミや評価を書いている年代を参考にしました。
たとえば、口コミや評価の良いテキストAとBがあったとします。それぞれの口コミや評価を書いている人たちを見てみると、Aのテキストは学生さんが主に使っているようです。対してBの方はちらほらと「社会人ですが使っています」「社会人になって学び直しに買いました」といった書き込みも見られました。
テキストを何冊か買って気づきましたが、口コミや評価を書いている年齢層はかなり参考になります。
社会人の学び直しの場合、学生さんの勉強用や受験用より、同じ社会人が買っているようなテキストの方が全体的に使いやすいと感じました。
社会人が英語学習用のテキストを購入する際は、口コミや評価をどのような年齢層の人が書いているかを参考にする方法をおすすめします。
社会人の英語勉強にガチでおすすめするテキストを紹介|まとめ
社会人の英語勉強にガチでおすすめのテキストをご紹介しました。
私もまだ勉強中ですが、テキストによって結果にかなり差が出ているなと感じています。社会人の学び直し用のテキストだと、やはり勉強がスムーズです。
これから「英語の勉強をしてみようかな」「基礎からしっかり勉強したい」という方は、ぜひおすすめのテキストを参考にしていただければと思います!

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